水引の由来
一説によると、水引の起源は古く遠く、六世紀末から七世紀前半の飛鳥時代にまでさかのぼります。 遣唐使の小野妹子が帰朝した際、唐からの贈り物に紅白の麻紐が結ばれていました。この麻紐が水引の起源となり、室町時代から盛んに 水引が用いられるようになったということです。

 水引の種類
蝶結び
結び切り(あわび結び)
  • 蝶結び・・・何度繰り返してもよい祝事やお礼などに使用します。
  • 結び切り・・・二度と繰り返さないようにと、結婚や弔事などに使用します。
 水引の本数
5本、7本など奇数で結ぶのがしきたりとなっており、ていねいな場合になるほど本数が増えていきます。結婚に限り10本の水切りを 使用するのがしきたりとなっています。

 筆・書体
一般的には毛筆を用いるのが礼儀となっています。重要な贈り物・目上には毛筆で書きます。書体は楷書で、ていねいに 読みやすく書きます。また慶事では墨色を濃くして書きます。

 名前の書き方
表書きは水引の上段中央。送り主の姓名は下段中央に、上段の文字より やや小さく書きます。 普通先方の名前は書きませんが、親しみを込めて贈る場合などは、左上部に小さく書きます。
先方に送り主が一目見てわかるように、住所・会社名等を添える場合は、姓名の右側に小さく書きます。 2〜3名の連名で贈る場合は、中央を目上にし左へ順に書きすすめます。
相手の名前を上段に記入した場合の連名記入は、下段の左側を目上とし、順に書きすすめます。 3名以上で贈る場合は、「○○一同」と記入するか、「代表者名」と「○○他」とし、全員の名前リストを袋に同封します。
  金額の記入は、のし袋に中袋がある場合は中袋に、ない場合はのし袋の裏に記入します。   住所・氏名は、中袋の表面か、なければのし袋の裏面に記入します。


 表書きの種類
  表書き 贈るとき お返しの表書き

寿、御祝、御歓、御結婚御祝 品物を贈る時は挙式の1週間前までに持参 内祝、寿

御祝、御出産祝御安産、御初着(母の実家から) 出産1カ月以内。退院後、落ち着いてから 内祝


御初節句、祝御初雛(女児)祝御初幟(男児) 節句の1週間前までに 内祝


御祝、祝七五三 11月1日〜15日 内祝




お祝、入園祝、祝入学、入学御祝 4月上旬まで お返しは不要。礼状や謝礼のあいさつを




御祝、祝御卒業、祝就職 卒業式から就職するまでの間 お返し不要
礼状や謝礼のあいさつを



祝御栄転、祝御栄進、お餞別、寸志 発表から1〜2週間。退職の場合は当日 お返しは不要。あいさつ状や礼状を出す




祝上棟、祝御新築、開店御祝、祝御開店、御祝 上棟式の当日新築は披露当日かその前後。開店は当日 上棟記念、新築内祝、開店記念

受賞御祝、祝御出版、御祝入賞(金銀の水引も可) 決定直後から1〜2週間。パーティー当日 内祝、寿


御見舞、祈御全快 入院、治療中に 快気祝
御見舞 災害後、できるだけ早く お返しは不要
陣中見舞、祈勝 選挙期間中に お返しは不要

寿
古稀御祝、祝喜寿など(金銀の水引も可) 誕生日まで。またはパーティー当日 内祝


 結婚お祝い
包む金額の1〜2%位ののし袋をお選び下さい。
水引は金銀か紅白の結び切りの祝儀袋を使います。のしは飾りのしをつけます。最近ではファンシーのし袋のような あたらしいタイプののし袋もでてきております。
 お祝い
結婚以外のお祝い事は、金銀・紅白の水引を蝶結びにして、のしをつけます。
 お付き合い
会社でのお付き合いや、親戚・友人などのお付き合いやお見舞いなどに贈るのし袋です。
 お金の入れ方・その他の注意
慶事の際は、金封を開いたときに人物写真が表面にくるように入れます。弔事の際は逆に入れます。 祝儀以外のお札はなるべく新札を避け、新札の場合は折り目を入れてから封入します。また外包は、 まず上部を折り返してから下部を最後に折り返します。(下図)



 ふくさの包み方
幸せが何度も受け止められるように、3の折り返しを上に向けて(2の上に重なるように)包みます。




送り先 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 関東 関西
結婚祝い(披露宴に出席する場合)
勤務先の同僚 27,980 28,170     27,120 31,670
勤務先の部下 30,000 30,610 31,760 40,590 32,920 34,320
兄弟・姉妹 76,430 99,290     70,830 95,930
甥・姪     86,910 94,600 83,580 95,960
いとこ 32,860 35,240     33,590 39,070
友人・知人 27,160 28,510 26,820 33,710 28,020 28,010
結婚祝い(披露宴に出席しない場合)
勤務先の同僚 5,660   5,310   6,520 5,180
勤務先の部下 6,000 9,050 7,910 12,000 7,800 9,880
いとこ   15,040     12,510 17,020
友人・知人 7,390 9,120 7,000 11,810 10,010 7,550
友人・知人の家族 9,130   14,130 12,140 10,020 13,240
出産祝い
勤務先関係 5,560 6,230 7,180 8,640 6,350 6,650
兄弟・姉妹 15,290 21,670     19,950 17,910
親戚 7,780 11,070 17,290 20,210 13,030 17,410
友人・知人 6,060 6,220 8,310 10,370 6,570 6,740
隣・近所   5,720   7,070 3,780 6,390
入学祝い(親戚)
小学校 8,400 9,850 10,610 18,000 14,210 9,210
中学校   12,350 13,310   14,060 12,420
高校   15,830 16,090 9,000 12,960 14,050
大学     21,140 17,390 20,500 17,360
お中元
勤務先の上司 4,150 4,810 6,240 6,610 5,490 6,160
取引先関係   5,130 6,740 16,380 6,980 11,850
親・親類 3,940 6,090 7,430 9,100 7,460 7,050
友人・知人 3,560 4,080 4,770 5,090 4,870 4,730
仲人 5,170 5,190   4,780 5,010 5,340
習い事の先生   3,620 5,630 4,800 4,480 4,550
医師・看護婦     5,030 7,850 5,260 10,760
お歳暮
勤務先の上司 4,320 4,900 6,930 5,710 5,640 6,040
取引先関係   5,350 6,570 12,930 5,630 11,930
親・親戚 4,150 6,040 7,290 7,830 6,750 6,980
友人・知人 4,330 4,130 4,870 5,140 4,620 5,140
隣・近所     3,430 3,350 3,250 3,670
仲人 5,720 5,310 5,200 5,310 5,490 5,560
習い事の先生   3,670 5,850 4,880 4,300 4,820
その他
お年玉 5,540 4,550 8,560 11,280 7,330 7,740
お供物料 8,060 13,710 19,480 23,270 17,350 18,730
病気見舞い 6,650 9,270 10,350 10,290 10,100 9,590
お餞別 6,570 8,590 5,320 8,740 8,140 7,290
誕生祝い 5,730 7,160 8,160 12,760 7,970 7,340
新築祝い 10,440 14,360 27,800 26,170 15,750 21,110
子供の祝い 4,480 9,880 12,200 31,580 17,350 16,500
成人の祝い 10,000 15,000 17,320 12,030 14,830 13,850
卒業・就職祝い 9,500 9,280 16,580 15,780 15,750 12,890
お年賀 3,420 3,510 4,410 5,090 3,700 5,490
(単位:円) ※1997年4月三和銀行調べ